雪まつりで只見の風習を見よう!その1「火の用心」

現代では廃れてしまった風習が多い中、この只見では脈々と受け継がれてきたものがあります。ただ、地元の人でないとなかなか見られないのも事実。只見の雪まつりでは、そんな風習・伝統芸能も会場内でお目にかかることができます!
 
その風習の中のひとつ「火の用心」をご紹介します。
下の写真をご覧ください。これは去年の雪まつりの写真です。
 

 
会場を入って左側にある雪の壁にならぶ、「火の用心」の習字…。
 

 
これは何なのでしょう?実はこれ、只見の火災予防のお守りなのです。
 

只見の習俗「火の用心」とは

 只見町では、子どもが数え年六歳になると、正月二日の事始めの日に「火の用心」と半紙に墨書し、我が家にはったり、親類や近隣の家々にくばったりする習俗があります。これを受けた家では、火災予防の護符として大切に歳徳神のお棚などにはり、子どもには「何だって上手に書けたこと(なんと上手に書けたことだ)」などとほめ、こづかい銭やお菓子などを与えました。かつて子どもが、望の正月のオンベ(サイノカミ)のまねをして、馬屋の天井から火事を出した例がよくあり、「火の用心」の書初めを通して、火事の恐ろしさや火の大切さを子どもに教える意味もあったのです。(只見町史より引用)

お守りとしてだけではなく、教育的な意味もあったのですね。当日お越しになった際は、只見の子どもたちが頑張って書いた「火の用心」の護符をぜひご覧ください。

※「火の用心」は両日展示しています。